2020年4月に自社回線サービスを開始し、モバイル業界に革命を起こした「楽天モバイル」。 「データ無制限」「Rakuten Linkで通話無料」という魅力的なキャッチコピーに惹かれ、私もメイン回線として1年間使いました。
しかし、実際に1年使ってみて、「解約」することに決めました。
今回は、忖度なしで楽天モバイルを辞めた3つの理由を正直にレビューします。「これから契約しようか迷っている」「今の通信品質に不満がある」という方の参考になれば幸いです。
都市部で致命的に繋がらない

楽天モバイルを使っていて最もストレスを感じたのは、肝心な時にスマホが「置物」になってしまうことです。
地下鉄では「圏外」
私は東京に住んでいますが、地下鉄のホームや走行中の車内では、4Gと表示されるものの、モバイル通信が繋がらないことがかなり多い印象です。
目的地へ向かおうとGoogleマップを開いても読み込みが終わらず、合流のために友人と連絡を取り合いたくても、メッセージの送受信がスムーズにいきません。
人が多すぎる場所でもパケ止まり
傾向として、渋谷や新宿といった人が密集するエリアでは、電波マークが出ていても通信が極端に遅くなる「パケ止まり」が発生しやすいと感じました。
名古屋や大阪などの大都市のビル内でも、通信障害を何度も体験しました。「肝心な時に通信が途切れる」というのは、スマホ利用者にとって最大のデメリットと言えるでしょう。
「不要な有料オプション」への強引な誘導
サービス内容そのものよりも、企業姿勢として疑問を感じてしまったのが「15分(標準)通話かけ放題」プランへの誘導です。
Rakuten Linkがあるのになぜ?
楽天モバイルの売りは、専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がデフォルトで何時間でも無料になることです。 しかし、my 楽天モバイル(楽天モバイルの管理アプリ)を開くたびに、一定の確率で月額1,100円の通話オプションへの入会を促すポップアップが表示されます。
- Rakuten Link: アプリ経由で国内無料。
- 15分(標準)通話かけ放題プラン: スマホ標準の電話アプリで1回15分まで無料(有料オプション)。
正直、Linkアプリを使えば済む話なので、多くのユーザーにとってこのオプションは不要なはずです。天下の楽天ともあろう大企業が、ユーザーが誤って契約してしまうようなUI(操作画面)を放置している点に、少し失望してしまいました。
格安SIMと比較すると「最安」ではない
「楽天=安い」というイメージが定着していますが、月10GBほどの自分のデータ使用量を振り返ると、もっと安い選択肢があることを知りました。
ライトユーザーなら日本通信の方が圧倒的に安い
例として、楽天モバイルと日本通信の料金を比較してみましょう。
| 項目 | 楽天モバイル | 日本通信 (合理的みんなのプラン) |
| 月額料金(20GB) | 2,178円 | 1,390円 |
| 追加1GB | なし | 220円 |
| データ無制限 | 3,278円 | なし |
| 通話料 | Link利用で無料 | 通話5分かけ放題 or ひと月70分まで |
月20GBのデータ使用料だと、楽天モバイルは2,178円(20GB)ですが、日本通信は1390円と、およそ6割の価格です。Wi-Fi環境がメインで、月に20GB以上使わない私にとって、月額3,278円もするデータ無制限のプランは必要ありません。
連絡手段もLINEなどの無料通話が主流な現代、たまに必要な電話も月70分の無料枠があれば十分すぎるほどです。自分の利用実態に合わせ、無駄な通信費を削ぎ落として賢く運用できる日本通信こそが、最高にコスパの良い選択肢だと言えます。
まとめ:楽天モバイルは「誰」に向いているのか?
1年使って分かったのは、楽天モバイルは「使う人を選ぶサービス」だということです。
楽天モバイルを辞めた方がいい人
- 東京・大阪などの大都市で地下鉄を多用する人
- 建物内での通信安定性を重視する人
- 月間のデータ利用量が20GB未満のライトユーザー
楽天モバイルを使い続けた方がいい人
- 地方住まいで、生活圏内に地下鉄がない人
- 楽天経済圏にいる方(楽天モバイル契約によるポイント還元率アップが魅力)
- 毎月20GB以上のデータを使い、テザリングも活用したい人
最後に
楽天モバイルは、大手キャリアに新風を吹き込んだ革新的なサービスです。ソフトバンクやau、ドコモといった大手キャリア比べれば十分に安く、一考の余地はあります。
もし今の通信環境に不満があるなら、一度自分の「データ使用量」を確認ししてみることをおすすめします。固定費の削減は、最強の節約術ですから。
格安SIMへの乗り換えで、月々の固定費は削れます。
クレジットカードも併用して、自由に使えるお金を増やしましょう!


